身動き出来ない 人 メモ①

福島原発 と 個人  memo ●この災害は「長引き」ます 


1.水を風呂桶、ペットボトル、瓶などに詰めて最低1週間分用意。
2.水が汚染されてもいいように、炭を用意しておいてください。それをコーヒーフィル
ター(無い場合はティッシュや布で濾し器を作る)あるいはクリタの様な浄水器です。これを用いて飲用に使用ください。
3.食料を確保してください。米 餅 麺類 味噌等調味料 缶詰、ふりかけなどで、最低1週間分。
   水も食料 も3週間ぶんくらい
   米などを炊いておき、小分けして冷凍保存しておいた方がよい

4.目張り・・・窓や玄関、家の隙間を塞ぎます。できれば外側からもテープで 隙間を覆う ようにテープが手に入らない場合は、タオルや布を水で濡らし、 隙間を覆 う

5.マスク…できるだけ性能がよい防塵マスク。屋外に出なければいけな
い場合に必要となるかもしれません。、花粉除去用のマスクを隙間
ができないようにメンディングテープなどで顔に付け、二重にして用う
6.ゴーグル・・・目の周囲を守るためです。これも隙間が無いようにして用います。
7.パーマで髪を覆う袋のようなもの・・髪の毛につかないように使用
8.手袋・・・使い捨てのビニール製のもので結構ですが、これも手に隙間がで
に張り付け(レインコートなどを着たうえで)、利用
9.レインコート・服の上に来て隙間ができないようにテープで留め防護服の代わりに。
10.レインコートの下にできれば上下のスーツ(?)。撥水性のサウナスーツ

11.長くつ・・・はいたうえで隙間をテープで留めてください。

5から11は放射能が屋外にあり、自宅待機といわれている際にどうしても外出(脱出)の時

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー3・19記

依然として福島原発放射線汚染については政府は何も指示をだしません。
これは対象地域は100キロに及ぶため、その避難した人達の受け入れがどこもできな
いからでしょう。
地震の避難もあり、それに加えた長期避難になります。地震より長い何年にも及ぶ避難
生活になってしまいます。その対応を政府に頼るのは限界があります。

今大切なのは、そこにおられる方達をどうするのか。
被爆は深刻な状態になっております。
昨日分かった状況では20キロ圏内より遥かには慣れた福島市の方が汚染が酷かったり
。東京都心でもかなりの量が検出されております。

被曝には2種類あります。
射線を出す物質から出る放射線を浴びる一次被曝。
放射線物質が体内に入ってしまった二次被爆
一次被爆被爆総量を守れば健康は保たれます。
しかし問題は二次被爆です。体内に取り込んでしまうため長時間放射線を受ける事にな
り。総被爆量は健康に影響がある100msv(総被爆量)に必ず達します。セシウムの半
減期は30年です。30年間で放射線は半分になるのです。
300μsv/hの測定値の場合(現場から20キロ以上離れた場所での実測値)は、空気
中に放射線物質のチリが浮遊してる事になります。それが呼吸によって沢山体内に集められます。長くその空気を吸っていると、10倍位や100倍の放射線物質を取り込む事になるのです。
これの防止にはマスクは性能のいいものを必ず使用して下さい。

更に困ったことに3号炉で使用した核燃料はプルトニウムという猛毒の放射線物質です
。それは核分裂の結果生じるセシウムがカルシウムと同じ特性があり、人体がカルシウ
ムと間違い、骨髄に集めてしまうのです。
だからセシウムが体内に入ると次々と骨髄が集めてしまい、白血病を発病します。

政府が安全と言ってるのは一次被曝の事で、二次被曝については一切コメントしてませ ん。「今すぐに健康に問題を生じるレベルではない」とだけいってるのです。この先ど うなるかはコメントをしておりません。